最近クリエイター志望の若者と話す機会が多いのだけれど、そこで気づかされるのは、彼らの中に過去の映画(特に80年代以前の作品)を見たことのあるという人が、驚くほど少ないことだ。
例えば「キューブリックをどう思う?」と聞くと、「キューブリックって誰ですか?」という答えが返ってくる。「デ・ニーロの映画で何が一番好き?」と聞くと、「見たことがありません」と言われてしまう。「ではきみは、昔の映画を見たことがあるの?」と聞くと、たいていが「テレビでやっていたものくらいなら……」という答えしか返ってこない。
今の若い人の間では、映画を体系的にとらえようという人は少ないようだ。見るのは専ら近年の話題作ばかりで、歴史を辿ってみたり、系譜をひもといてジャンルごと理解しようとする人はほとんどいない。
映画を体系的に理解するための7作品 - ハックルベリーに会いに行く
映画に限らず体系的にモノを捉える力というのが弱まっているのではないか?
国語・理科・算数(数学)などの”お勉強”で一番に身につけるべきなのは、物事を体系的に捉えることだと思うのだが、所謂ゆとり教育とおりからの詰め込み方受験勉強対策の弊害でその力を身につけずに社会に出て行く人が多いのだと思う。
おそらくそれは今に始まったことではない。
ただ、オタク(趣味)というのがそこを補う役割を担っていたのが、もはやそうではないということではないだろうか。
岡田斗司夫が「オタクは既に死んでいる」といったことは、そういう意味でもあったと思う。
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(via ipodstyle) (via yaruo)過去の物をどれだけ理解してるかで若者を評価する意味がわからない。彼らは未来を見続けてるかも知れないじゃないか!